1.fppr200の現像液の廃棄、中和
(1)経緯
現像液を出したがいいが、処分できないでは、直ちに困ってしまう。
まず、fppr200の現像液を見ると、NA+イオンを含むアルカリであるらしい。
そこで、NAOHの中和を調べると、発熱するなど、かなり危ないらしい。
石鹸の自作のため、塊のNAOHを持っている方が、相談サイトで相談していた。
大量の酸が必要であるなど。。困ってしまった。
中和しているかは、PHの試験紙で確認する必要があるようである。
しかし、頭を冷やして考えると、
この還元剤は、すでに水溶液となっており、それほどの濃度でもように見えるし、
改めてネットで調査すると、同量の酢を混ぜるとあり、その方向で、考えることにした。
(2)PH測定液
アマゾンでPH試験紙を探した。
評価によると、デジタルのものは、あまり良くないらしく、
安いのでもよかったのだけれども、紙が黄色で、判断しにくいという評価もあって、
山田製薬のPH測定液にした。パナソニックのものとの比較では、山田製薬のほうが判別しやすいというのをんネットで調べ、これにした。
アルカリで青~紫、ph7で緑となる。
(3)準備
ダイソーで、①漬物用のタッパータイプ、蓋付き(以下トレイと略)を買った。
fppr200の現像液には、神経への危険が書いてあり、
一応、②マスクを買い、
強アルカリなので、③手袋をした。
また、上記のとおり、④山田製薬のPH試験液を購入した。
(4)現像液のPHを調べる。
少量の原液を、上記①トレイに滴下してみる。
色は、写真の青と異なり、紫。Ph10程度?
(5)酢で中和を試みる。
強烈な発熱があるようには見えない。黄色になった。PH6.0というところか。
とりあえず中和できることは、分かった。
(6)次に原液を加えて、さらに調整する。
薄い青になった。この試験液では青~紫がアルカリなので、青い色は消す必要がある。
後は、ティッシュで拭きとって、捨てる。
ようやく準備が整った。今まで長かった・・・
2.現像してみた。
・画像が浮き上がる。しかし、関係ないところまで、溶け出しているような!?
2分では、露光時間が全く短かったようですねえ。
残っているところは、鮮明で、ティッシュで強く拭き取っても消えません。
使えそうだということはわかりましたが、
一枚作っただけでは、塗り方、露光時間、試行錯誤が必要で、修行が足りない。。
塗り方が厚いと、露光時間は長くなるそうです。
また、出直しです。
それから、前回ご紹介したサイトで、”銀ピカ”にするとありましたが、
これは、スティールたわしでこすると、そうなります。
上記ダイソーに行ったときに、12個入り(12個もいらない)のスティールたわしを買いました。
細かい傷が入り、見た目が白くなり、その凹凸で定着がよくなるようです。
普通のたわしでは、銅色に粗い傷がついたようになります。