現像材が劇物であるということ、暗室を使うということを理由に、
二の足を踏み、遅々として進んでいないが、
サイトをご覧になって待ってる方がいらっしゃるようなので、
重たいお腰を上げて、少しずつ進んでいきます。
露光機の電源穴には、8mmのドリルで、側面に開けました。
ohpの購入
近くの電気店には、今はほとんど置いていません。
OHPを使う機会が減り、PCから直接プロジェクタでプレゼンテーションをする機会が増えたことによると思われます。
しかたなく、アマゾンで、安いものを探して、
カラーレーザー、カラーコピー用のコクヨのもの(VF-1421N)を買いました。
以前も買ったことを忘れて、入手したが、
コスト面から同じ結論に至り、たまたま同じものを買っていました。
OHPへの印刷
これが、意外と難作業でした。
リコーのコピー機を持っているので、手差しに突っ込んでみると、直ちに詰まり、それを取り出してみると、OHPはしわしわになるわ、
定着せず、こすると、さらっと手に付着するわで、汗汗;)。
これを2回やりましたが、同じでした。
そこで、家族のインクジェットプリンタを使おうと思った。
まず最近のインクジェットでは対応していないものが多いそうで、
エプソンのEP801Aだと、OHPを用紙トレイに突っ込むと、
フィードを続けて、OHPは素通りして、そのまま前から出て落ちてくるとともに、
紙がないと、わめくのです。光検出をしているので、透明のOHPを検出できないらしいです。
ネットで調べて、取説を見るとOHPには対応していませんとあり、あきらめました。
そこで、やむなく、「リコー、複合機、OHP」で調べると、
普通紙の設定で、普通トレイに入れているだけでよいようでしたが、
専用紙を使うようにとあり、あのしわは,専用紙でないからか?
PPC-EのA4が4000円は痛い。今まで買った40枚が無駄? 汗汗;)
しかし、4000円を突っ込む前に、とりあえず、そのまま試したところ、
しわもなく、なんとか問題なく出力できました。トナーのゴミが付着しているようだが。。
「ブラックオーバープリント」にチェックを入れると、心なしか濃く印刷されます。
インクジェットなら、薄く印刷することを推奨しているようですが、問題ありませんでした。
OHPの両面の重ね合わせ
両面基板を作らないと意味がないので、OHPは重ね合わせます。
両面は、いずれも反転して印刷し、その中に、生基板を挿入します。
孔のリングが細いと、合わせるのが結構厳しい。リングは太く設計する必要がある。
ワードに画像を張り付けて、画像サイズを調整するところ、
縦横変倍と、そうでないのとでは、微妙にずれるので、
設定を違えてしまい、微妙に、まずってしまったようです。
OHPの両面の重ね合わせのための重しのガラス、バキュームクランプ
サンハヤトのバキュームクランプなるものが売っているみたいです。
それから、ガラスで押しつける場合には、
検索すると、美術用の額縁をつかっっている方もいらっしゃいます。
ガラスだと、紫外線を吸収するらしいです。
それから、アクリル板やガラスも強い紫外線で変色するらしいですが、そこまで使うこともないか。
それで難しそうなので、検索を開始すると、
パイレックスや石英がよいみたいで、高透過ガラスも候補です。
(ソリッドエッジを駆使して)自作した2重窓で使った、
ガラスの切り売りのコーワさん(結構便利でした)によると、
その高透過ガラスは、「オプチホワイト」を使っており、
300nmぐらいまで光を通すようで、厚みにより透過はほとんど変わりません。
fppr-200は、400nmが中心なので、問題ないと判断しました。
自動販売機によると、5mmx38cmx24cmで、送料込みで3200円ぐらい。
OHPのしわが、問題になるようなら、また考えます。
小分けビンの作成
粉末ミルクの空ビンを使い、さらにマジックで塗りつぶし、
それから、ダイソーの赤と黄色のフィルタを2枚重ねx2つ折りにして、くるみました。
スポイドは、コーナンプロショップで、80円ほどで売っていました。
pcの電源の青LEDが、透けて見えないことが基準となります。
fpprの塗布
やっと準備が出来たので、塗りました。
ヤフオクで売っているサイト(「基板用感光剤の使い方」)によると、結構どばっと、5滴分ぐらいを投入しているようなのですが、
この辺は試行錯誤しないと、できません。
その後、ドライヤーで、乾かしました。CDのケースに入れて乾燥させました。
露光機を試す
とりあえず、2分ずつ、露光してみました。
その後は、強アルカリの還元剤につける予定ですが、
ダイソーのケースがなく、まだ二の足を踏んでいるというところです。・・