無線と実験のお宝記事を紹介します。図書館などで見てください。
1 無線と実験2023年 11月号 サイドワインダー「300Bシングルアンプとリップルハムキャンセル回路」で、B電源のリップルノイズ対策
3段増幅の300bアンプで、初段cspp、スピーカー側からのオーバーオール帰還のある回路において、出力トランス前のb電源終段から、コンデンサを介して、初段の電源へ帰還することで、B電源のリップルを打ち消すというもの。Bのリップル打消しは聞いたことがないので、注目!!
ゲインの調整は、かなり試行錯誤が必要に思えます。初段をいじるとかなりの大きなノイズになるので。
というのは、91Bタイプのアンプの初段を交流点火で、2E24にしてみたのです。恐ろしいノイズが出ました(笑)。その後、とりあえず傍熱管の2E26にしてみたり、外部からスイッチング電源を仕込みましたが、300kオームをかなり下げないとB電源の電圧を維持できなくなり、増幅率はかなり下がりました。音の性質は、310Aより格上と思いましたし、温かい音がしましたが、ふたが閉まらないのと、増幅率が低く使い勝手が悪いので、元に戻しました。
ちなみに、フィラメントノイズのリップル低減の記事は、「western sound inc 91Bアンプ改造_noize対策(直熱管の交流点火ハムノイズ退治)」で紹介しました。
2 無線と実験2019年11月号116ページ「12dB/octチャンネルデバイダーの設計と製作」( 連載です。翌年1月号)
いつできるかわからないけど、追試する価値あり? 91Bアンプを6台作れば・・・。