1.コンデンサ
(1)「アルミ電解コンの音質と構造」(「ラジオ技術」1999年9月)石田雅彦
・過去のADAMをもとに、開発した?NT,NXというタイプのニチコンの電解コンについての記事。
・石渡博先生の「これほどしなやかにすっきり聞こえるのか」という評価が付いている。
・デジキーで入手できるようである。
・ちなみに、私には、三洋のオスコンよりは、ニチコンの赤い無極性のほうが、聞きやすかった。
(2)「現在入手できる24種の音質を評価 真空管オーディオ用コンデンサーと抵抗の視聴」
(「無線と実験」2011年5月?)
(3)「実験工房 コンデンサー新旧4種のブラインド視聴」(「管球王国」vol63 2012冬)
2.抵抗
(1)上記1.の(2)
(2)「実験工房 抵抗新旧14種のブラインド視聴」(「管球王国」vol64 2013春)
(3)ちなみに、私は、koaのSPRの5Wを推奨する。150円である。
・低域が締まり、透明度が高い。
・デジタルの分周回路に使ったが、とても低域が太く素晴らしい音になった。
(過去記事「koaの抵抗のSPR5は、最高だ!」)
(4)高精度の抵抗としては、
RSで入手できる0.05%、デジキーで入手できる0.01%のチップ抵抗がある。
インピーダンス測定のSWDブリッジにはいいかもしれない。
3.整流管
(1)「シングルアンプによる整流管19種の聞き比べ」(「管球王国」vol67,2013年冬)
4.真空管
(1)「球アンプは定電流点火すべし」(「ラジオ技術」2010年/8月)斉木康順、石塚俊
・近時の300bの球は、オリジナルを含め、ダルエミッタを使わなくなったので
音がまずくなったという説明がある。
(2)「大型直熱3極管11種の聞き比べ」(「STEREOSOUND」号数は不明、「管球王国」の最初 )
・とかくオールドがよく、中国製がばんばん音を出してまずいとある。
・ブラインドテストをしていないからかもしれないと思うが、
私の感想では、805では、繊細すぎるRCAより中国製のELECTRONという銘柄のほうが、どうみても図太くてよかった。(CDプレーヤーの頼りない、ぎすぎすした音の場合。私が最初に作ったのが、大型管の宍戸式805アンプです。今なら評価が違うのかもしれないが、すでに解体ずみ。)
(3)「入手可能な300Bのプロフィール」(「ラジオ技術」2000年3月)渡来往人
・すでに入手できないものがあるが、KRやAVVTの高評価という点で、参考になる。
・KR300Bのブルーガラスを入手したが、低域が豊富ですばらしい。聞きやすいが、広域が物足りないと思うときもある。ちょうどそう思ったときに1本割ってしまって、とても申し訳ないことをした。
5.その他 管球王国には、部品の比較視聴の記事が多数ある。