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analog; self-build tone-arm and self-build non-core stereo MC cartridge

アナログ用自作トーンアーム2

投稿日:2015年6月21日 更新日:

self-build tone-arm
自作トーンアームは、
前回(アナログ用自作トーンアームと自作の空芯ステレオMCカートリッジ”蝶”)で、ご紹介したネット上の「高支点」トーンアーム、
織間先生の「超重量級一点支持」アームの折衷のようなものとした。
前者は、アンカーボルトの先に針をくわえたもので重力を受けつつ、
垂直軸方向の回転にベアリングを使っているようである。
後者は、ボルトによる一点支持となっており、後方は、広がりを持たせて、
2つの重りで支え、ローリングをもイナーシャで抑え込むという構造になっており、
アーム先と2つの錘で形成される3角形の重心が、支持する針に位置する設計となっている。

私のものは、「高支点」トーンアームの形状はまねしつつ、
一点支持アームとした。
自分の設計上では、ベアリング支持が、空間の都合上、大変だと感じたからである。
150619_2224~01.jpg
トーンアームの材質としては、私は、
アーム本体に、28mm角×300mm程度の鉄刀木(タガヤサン)という、
ものすごくかたい重い唐木、支柱にパリサンダという唐木、その他を使った。
色を統一するため唐木を使ったが、サイズ面から木を選択したので、
あまり木の種類にこだわりはない。

ヤフオクで見ていると、
30mm角×300mm程度の唐木はあっという間に売れていく。
トーンアームの自作に手ごろで使いやすいということかもしれない。

アームの後ろから40~50mmのところに、φ18mm程度の突き通し穴をあけ、
その両側に支柱を立てる。その上方に金具を固定する。
金具には、ポンチでくぼみをつける。このくぼみがある点において、ボルトがアームを支持する。
アーム後方の支柱のさらに後ろに、30mm×110mm程度の板をアームに固定して、これをおもりの台とする。
加工中は、チョコレートの香りがたち、きな臭い。換気が重要である。

アームの土台としては、煉瓦ブロックのサイズに加工された、檜ブロックが売られており、
それを使った。

おもりは、針圧2グラムぐらいのバランスにする設計が、とても難しい。
バランスがかなり厳しい。どうしようか??と考えた。
結局は、完全なバランスを取った上で、
その後針先に2グラムを付加するのが楽であるとの結論に至った。

そこで、まず、おもり以外を全部作成して、ボルトに一点支持させた状態で、
キッチン秤にアームの先端を乗せ、てこの原理で、必要なおもりの量を計算する。
だいたい、700g(!)となった。重めの錘のほうが、後で調整しやすい。
完全なバランスとは、上記突き通し穴の中心部に、鉛直にボルトが立つ状態です。
バランスに偏りがあると、ボルトは、穴の真ん中を通りません。

おもりの作り方について、
織間先生の記事によると、はんだを溶かしカンに入れて鋳造する方法が紹介されていた。
しかし、それの方法は、有毒な蒸気が上がり、
また大量のはんだを要し、はんだがもったいなくて、したくない。
ネットで販売している天秤計り用の重りを考えたが、これは、結構高いし、
700gなどの中途半端な重さは販売されておらず、また重さが足りない。
そこで、ネットで比重を調べ、比重が比較的高く、さびにくい真鍮(比重8.5)から
サイズを割り出し、ヤフオク(門真メタルさん)や東急ハンズから入手することを考えた。
(なお、鉛は比重が大きいが、有毒で処分に困り、手元に置きたくない。)

販売してある大きさに8.5をかけて、重量が適当となるサイズを探す。
ちなみに、円形よりは四角形のほうが、空間の無駄を少なくできるので好ましい。

重量の計算は、10mm×10mm×10mm=水1gだから、
たとえば、30mm×30mm×100mmなら、その90倍×8.5=765gとなる。
その錘を分割して、後方の両端に加える予定だったが(その方がイナーシャが高くなる)、
めんどくさいので、とりあえずそのまま乗せている。その方が安定感がある。

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