usbの専用マイコンとしては、ftdiのFT2232Hがある。
これは、FX2LPよりお手軽で、
マイコンにプログラム(ファームウェア)をインストールする必要がない。
VISUAL STUDIOから命令を送るだけで、USBにデータを転送できる。
アプリケーションノートAN_108等によれば、
データを転送するWRITEコマンド自体が、
データ転送と、FT2232Hへの命令と共用しているようです。
また、libusbにより書かれた、オープンソース
(フリーであって、ソースコード(の動作内容)が開示された)ものも、
有志によって、開発されているようです。
しかし、
①cpuIOモード
(FT2232Hに接続された外部マイコンのクロック速度で、
外部マイコンがこのFT2232Hへアクセス)は、
どうやら、1バイトずつしか送れないようであること、
②アダブティブクロックモードを使うのだろうけれども、
ダブルバッファ(連続的にデータ転送する)に対応しているのか、いまいち分からず、
③いろいろなサイトで、間欠にしか、データ転送できないことがあることが、
指摘されていること、
④ファームウェアがないからか、あまり自由度がないのかもしれない、と思い、
やめることにしました。
この点、FX2LPは、ファームウェアを設けなければなりませんが、
明示に、ダブルバッファに対応しています。