一般の掃除機は、押し入れから取り出して、しゃがんで電源プラグを入れて・・・というところから面倒でおっくうになってしまう。
以前は、隣で週末、掃除機の音が聞こえると、掃除をしていない自分がモヤモヤ。
そこで、充電式掃除機を導入した。
高額なので躊躇していたが、2年型落ちのVC-CL400が形状、機能が現行とほとんど変わらず、ポイントを含めると実質2万7千円ぐらいで買えた。
掃除が毎日できるようになった。選ぶポイントは、ごみの格納容量、サイクロン(細かいごみをとれる)、充電時間、稼働時間といったところ。
本機は、ごみ検知機能、大容量のごみ収納入れ、サイクロン、自走式ローラーがついており、おすすめ。
稼働時間は20分ほどだが、家の隅々まで掃除できる。
充電時間が4時間であるのがネックだが、毎日掃除できるので、1日1回しか掃除しないし、急速充電でないほうが充電器を傷めない。
しかし・・・この掃除機は、スタンドが、壁にねじを固定するタイプ。ねじを固定するなどできない。
そこで、検索すると1000円ほどで自作できると分かり、ホームセンターのコーナンへ。
その前に。。。安く作るために、まずダイソーで使えるものがないかを確認。
<材料一覧>
40㎝×30cm ダイソーMDFボード(結構薄いが頑丈) 108円
ツーバイフォー材 (88mm×19×1900?)
(1150mm(取付時の全長+アルファ)にカットしてもらう。端材は不要だが、持ち帰ると、穴あけの下地になる。)
幅広アングル 248円
皿ネジボルト m4×15mm 100円
ステン皿タッピングねじ 4mm×16㎜ 100円
合計900円ほど(ただし、別途ドリルなどが必要。)
MDF材は薄すぎるので、木ネジなどで固定するのは不可。そこで、皿ネジボルトを使う。
ボルトを使えば、引っ越しや移動などで分解できて、便利。
皿ネジボルト用の穴は、MDF材の裏側から、大口径(8ミリなど)のドリルで慎重に座繰り。
MDF材が薄いので、足をぶつけて、けがをすることはない。
皿ネジボルトなどを固定して、作成完了!
MDFボードは、薄すぎたかなと思ったが、意外と丈夫で倒れない。
なお、ツーバイフォー材は、山積みになっており、ほかの木材に比べて断然安い。板形状のものを選んで、左右方向の揺れに対応する。
ここがコストダウンのポイント。節などが少ない、きれいなものを選ぶ。
取り付ける壁を予め確認し、壁の下に補強の板が貼ってあるなら、むしろ反っている板を選ぶほうが、壁に近づく方向に反るので好都合かもしれない。
これも考慮して、おもてを選択する。傷がつきやすいので、持ち帰るときは注意。
88mmのツーバイフォー材は、壁掛けアタッチメントと大きさがほぼ同じで、マッチしている。
幅広の板を選んだので、横方向の安定に優れる。
以前に、松井精密のけがきゲージ(1万円也)を買った。目盛り付きのがおすすめ。
0.1mm単位で、高速でけがくことができる。めちゃくちゃ便利。メモリを合わせ、ひっかけて線を引くだけで、端面からの平行線が引ける。
なお、先端の目盛り付きのものは、ケガキの鉄筆が当たる部分に焼き入れが入っていない。
素人の工作では、ケガキの段階と、製作の段階で、穴の位置の誤差などが生じるが、
ケガキの段階で、誤差はなくなった。中心部分を求めるとき、0.5mmとなることもあるが、全く動じない。
また、両端の端面から、同じオフセット距離でけがくと、その2つの線の中央が、正確な中心になる。