CDドライブしかなくDVDドライブがなく、USBの外付けDVDドライブを認識しないノートPCで、ssdへwin7をusbインストールで起動する。
「Windows 7 USB/DVD Download Tool」がうまく動作しない場合の対策、
(SDカードを使った場合。)
前回に第1、第2関門を通過した。
次は、本題の第3関門である。
③第3難関:内臓DVDドライブではなく、内臓CDドライブしかないのに、DVDのwin7をインストール。
マイクロsdカードとその読み取り機から、usbブートする。
内蔵DVDも当然に、ATAPIという旧規格で、sataではない。
内臓CDROMではDVDを読めないから、
とりあえず、内臓DVDなる共通規格があると信じて、スーパーマルチドライブを買ってみた。形はどれも、似たようなものだ。
しかし、コネクタが入らない。がが~~ん!? いきなり1050円が、意味なくパー。
ノート用のATAPI規格は各社それぞれ違うようで、統一規格がないと知った。
そこで、まただめもとで別のDVDドライブを買おうとも考えたが、
これ以上の無駄遣いは許されず、ヤフー検索をすることにした。
「DVD WIN7 分割」で検索して、CDROMへ落とし込む方法を模索していると、
USBメモリブートなるものを発見した。
ここで昔話をすると、
昔々、SSDが登場する前は、USBメモリから起動したら、メモリドライブだから速いとか言って、
USBメモリをハードディスクに見せかける怪しい変換キットで遊んだことがあった。
完全無音のPCを構築するために。
その当時は、USBから起動することは、全く想定外で、
まずそもそも、「ハードディスクに見せかける」ということが必要だった。
そうでないと、賢くハードディスクでないと見抜かれ、インストールできなかった。
とりあえずXPが起動したのは覚えている。
プチフリーズがあり、これは何なのだろう、やっぱり動作不安定なのかな、
と思ったが、全体的に遅すぎて使えなかった。
そういうことを懐かしく思い出しつつ、検索していると、
USBメモリに、win7のディスクのイメージデータであるISOを書き込むという記事が多数あり、それをすることにした。
マイクロソフトの無償ツール「Windows 7 USB/DVD Download Tool」というのがあるらしい。
これは、ISOというDVDROMのイメージデータをハードディスクにセーブして、
それから、USBへ起動可能なデータを書きこむというもので、必要な動作が全自動となっている。
つまり、フォーマット→DVDのデータをUSBへコピー→ブート領域の書きこみを全自動でやる。
しかし、
①デクリプターなどで作ったファイルは、まずそもそもファイル選択で拒絶される。
②上記①ができても、SDカードと読み取り機を用いた今回は、
NTFSでフォーマットされるからか何か分からないが、
99%コピーの最後の段階で「ファイルをコピーできません」となる。
①につき、
ISOには、実は複数のファイル形式があり、youtubeなどで回避方法を解説している。
まず、ISOファイルを作り、ソフトで変換する。
しかし、その変換ソフトはフリーである代わりに、
インストール中にトロイの木馬を多数投げつけてきたり、それを消去すると起動しないものがあった。
とりあえず、ウイルス対策ソフトは必須であった。
②につき、回避する方法が分からなかった。
たしかに、64bitマシンでは、最後のブート領域への書き込みが出来ない場合があるというのをネット検索で知ったが、今回は2度このソフトを起動して、ファイルのコピーが出来ないということをようやく確認した。
そして、そのそもこの方法は全自動であり、
データのコピーは、結構時間がかかるうえ、
いったん途中で失敗すると、全部やりなおさなければならず、リスキーだった。
他のソフトも試したが、できなかった。
USBメモリでなく、SDカードだからかもしれない。
そこで、愚直に1つ1つ前進することにした。
前々回やったdiskpartを用いる方法を使うことにした。
「Windows 7/8/8.1のインストールUSBメモリを作る(diskpart編)」
こちらを参考にさせていただいた。
アクセサリーのコマンドプロンプトを右クリックして、管理者権限で起動させ、
USBメモリを1つの領域にして、そこをアクティブにする。
(なお、cleanコマンドを使うように書いてあるが、管理権限のエラーで機能しなかったが、続行した。)
そして、「FAT32でUSBメモリをフォーマットする。」これは、時間がかかる。
32Gので2時間ぐらい?
次に、「C:\> xcopy D:\*.* /s/e/f E:\」でwin7をのデータをISOを介さず、直接DVDドライブからコピーするらしい。ここで、横着をして、マウスでつかんで移動したのだが、心配になって、取り消し、
再度行った。ISOを使わなくて済み、変換も要しないので、時間を節約できる。
WIN7のUSBメモリインストールで、ISOのファイル形式で困るぐらいなら、
この方法が、確実に前進でき、お勧め。
ここで、「ISOイメージしかない場合」を見て、
ものは試しと、DAEMON Tools Liteをインストールした。
アドウェアを投げつけてきたが、退治できた。
使えるようなソフトに思え、うれしく思った。
しかし、このソフトは仮想ドライブを作りだすので、
ドライブ番号が変わったことに気付かなかった。
それゆえ、次の、”D:\boot> bootsect /nt60 I:”というブート領域をコピーするコマンドが拒絶された。
あれ?おかしい。
そこで、フォーマットしてあるから、こんどこそ、
「Windows 7 USB/DVD Download Tool」が動くかもしれないとやってみたが、NTFSにフォーマットし始め??一瞬で上記のFAT32フォーマットを潰してくれた。このまま行ってもだめだろうと思い、
「FAT32でUSBメモリをフォーマットする。」をやり直した。
そして、ドライブ番号が変わったことにようやく気付き、
そのコマンドを打ち込む。今度はOK.
ノートPCのUSBに接続すると、ハードディスクとして認識された。
ブートの順位を、SDカードが優先されるように順位を変更した。
そうすると。。WIN7のインストール画面が、立ち上がりました!
今まで、DVDでしかウィンドウズをインストールできなかったのに、感動ものです。
atmarkITさんありがとうございます。
これで今度は大丈夫だと思い、MSATAのSSDのパーティションを切って、
インストール先を指定してみると、・・・
第4関門「新しいシステム パーティションを作成できなかったか、既存のシステム パーティションが見つかりませんでした。」
ええ~??
新規インストールでは見たことないトラブル!?
次回へ続く。