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電気CAD EAGLE、KICADによる電子回路設計

KICADによる電子回路設計1 参考文献、クイックスタート1 ライブラリ編

投稿日:2014年6月16日 更新日:

EAGLEでは、無償版は、大きさの制限があり、かつ層数の制限がある。
そこで、無償の基板用CADで、総数の制限が少ないKICADへの乗り換えを考えた。

KICADについては、以下の①②が参考になる。「1日体験!プロの基盤作り」に、詳細にのっているので、
これに従えば、たいていの機能を習得できると思う。
絶版になれば、図書館でも借りることができる(CDまで貸してくれるかは不明)。

トランジスタ技術2013年5月号の
「1日体験!プロの基盤づくり」
が参考になる。
・ただし、この文献では、利用するライブラリがCD-ROMに掲載されており、
ライブラリが出来上がっていることから出発点としているので、
ライブラリの説明はない
また、アイコンの説明がなかったり、今のバージョンンと構成が異なるのか、
説明上「右」と記載されているのが、左にあったりして、
読みにくいところがあるので、注意が必要である。

前にも述べたとおり、基板CADでは、ライブラリを最初に作る必要があり、
これができていなければ、何もできない。

ライブラリの作成方法については、
②同じくトランジスタ技術のホームページの
「KiCadの回路記号&フットプリントを作る方法」
http://toragi.cqpub.co.jp/tabid/673/Default.aspx
に詳しく掲載されている。

②のサイトによると、方法は詳しく述べられているが、
概念的な前提論はないので、これらをいきなり読むよりは、
ここでは、簡単にKICADのライブラリの考え方をご理解されたほうが、
理解が進むと思うので、これを述べておこうと思う。

EAGLEでは
(前回の記事
http://usbhobby.sblo.jp/article/99902572.html
のとおり、部品のライブラリとして、
A:回路シンボルと、B:フットプリントと、
C:これらを統合した、デバイス
という3種の独立したライブラリを有していた。

KICADも、A:回路シンボルと、
B:フットプリント(モジュールと称する)を有しているが、
C:デバイスはない。
AとBの対応は、
①AとBそれぞれにおける同一のピン番号を用いて、
対応関係をあらかじめ設定しておき、
回路図を仕上げ、
③基板エディタに、部品であるモジュール(フットプリント)をすべて配置し、
最後に、対応関係を選択して、統合するようになっている。

それゆえ、EAGLEのように、最初から基板エディタを開いていなくても、
後から、ネッツリストを形成できる。

A:回路シンボルと、B:フットプリントは、
いずれも、
①それぞれ回路エディタ、基板エディタを介して
そこから間接的に開くようになっていること、

②A:回路シンボルと、B:フットプリントは、
それぞれ、独立したライブラリを有しており、
いずれも、ライブラリは種類ごとに複数存在し、
ライブラリの中にも、複数の部品が登録されている。

③下の図のように、現在のライブラリが選択されていないと、
ライブラリが選択されていません」とフォームの冒頭に出るので、
本の形をしたアイコンから、現在利用するライブラリを選択するようになっており、
それを選択して初めて、部品を現在のライブラリへ登録、保存できる
(これは結構重要!)。
(上記文献①②には、本の形をしたアイコンの説明、探すのに時間がかかった)
cir6.jpg

④他のライブラリ1の部品を加工して、ライブラリ2に登録するには、
当該他のライブラリ1を、現在のライブラリに設定して、
ファイルへ書き出し(エクスポート)するか、
またはライブラリ2とアクティブにして、登録する必要がある。

⑤以上のとおり、KICADでは、
A:回路シンボルと、B:フットプリントともに、
現在のライブラリという概念が、大きな意味を持つので、
注意する必要がある。

その他、ライブラリ作成段階で注意すべきことは、以下の通りと思います。
①前回の記事
http://usbhobby.sblo.jp/article/99902572.html)でものべたが、
フットパターンは、はんだの乗りを容易に形成できるように、
パターンと、隙間とを同じ幅に整えることも重要である。
ほとんどの流用するフットプリントは、パターンのほうが幅が広くなっており、
そのままでは、カッティングプロッタで、マスクを作ると、くっついてしまう。

現在としてみれば、表面実装部品を用い(穴あけ不要)、
カッティングプロッタで、はんだマスクをつくり、
はんだを印刷し、オーブントースターで焼くのが、
基板実装が楽であるのです。

②表面実装の0.6mmのコンデンサであっても、はんだマスクで容易にはんだ付けできる。
ただし、パターンが並んでいるICの足は、
SOP(1.27mm)ぐらいまでが確実にできる大きさで、
0.5mmピッチだと、結構厳しい。実装まで他人にやってもらうと高くつく。

③ICのフットプリントやシンボルの自動作成については、
海外のサイトがあります。
http://kicad.rohrbacher.net/quicklib.php
http://kicad.rohrbacher.net/quickmod.php

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-電気CAD EAGLE、KICADによる電子回路設計

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